熊本で頑張っている友達の歯科衛生士さんのノートです。
まぁ、読んでくださいね (^人^)
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栄養補助食品のご支援をいただけたので、とある別の体育館でお渡しさせていただきたく、怪しまれないよう名札も作り、歯科衛生士であること。避難所におられる方の食事から、栄養バランス、低栄養をずっと心配していたこと。今までもひとりひとり声をかけさせてもらい、口腔内をみせていただいたり、ケアさせていただいたり、排泄や栄養状態について話をきかせていただき、ご支援いただいた栄養補助食品をお渡ししたりしていたこと、などを話し、そんなことをここでもさせていただけないか、と申し出ました。

少しお待ちください。担当の県外から応援に来てくださっている行政の方は奥に行かれました。しばらくしての回答。
歯科は支援があっているからいいです。
ひとりひとり声をかけてくださるのも結構です。
物資をいただけるのであれば、物資受付へいってください。
そこでの指示に従ってください。

その県外からの行政の方は、とても申し訳なさそうに、回答を伝えてくださり、せっかく声をかけてくださるのにすみません、ととても丁寧に謝られました。

「おいおい、ものだけはちゃっかり受け取るのかい。でもこれを少しでも誰かが手にしていただけて、少しでも良質な栄養を摂っていただけるなら本望だ」と物資のあるところへいき、また経緯を説明させていただきました。

物資の担当?の方「生活物資のところに置いておきますので、必要な人に手に取っていただくようにします。」えっ?????

今経緯をお話しましたが、わかっていただけてない?
これ以上話を聞く気もなさそう
ちょっと待って、と言いそうになりましたが・・・

ドラッグストアの店内放送でも低栄養の心配をしているぞ!

避難所におられる高齢者の方が手にする食べ物をみていますか?
菓子パン、1か月も食べれますか?
カップ麺、1か月も食べれますか?

炭水化物中心の、既製の食事。熊本の、田舎の高齢者の方々が菓子パンとお弁当を手にして、寝床へ戻っていく姿、私はとても胸が痛くなりました。

いただける物資があるだけで、とてもとてもありがたいです。
私も栄養補助食品のご支援をお願いするのに、とても悩みましたし、心が痛みました。栄養バランスを気にして、口にすることは贅沢なことなのかと。ですが、話を聞くだけで、涙されるのです。
排泄の話を聞くだけで、涙されるのです。口の事、食べ物のこと、栄養の事、普段のことを話すのに、涙されるのです。

カウンセラーがいますからいいですってお断りしますか?常駐していないところ、たくさんあります。

訪問でいつもお邪魔している患者さん、自宅が倒壊し、別施設に避難し、ご夫婦でいらっしゃいました。震災後、一度目の訪問の時には「死んだほうがまし」とずっと言っておられました。二度目の訪問の時には笑顔こそみられたものの、ご夫婦とも見るからに一回りほど細くなっておられました。食事はちゃんと提供されているのに、です。

誰が気づきますか?
食事は提供される環境に生活しているから、問題ない。震災だから仕方ない、ですか?

「ちゃんと食べてますか?」
「ちゃんとお通じでてますか?」
「ちゃんと歯磨きしてますか?」
「ちゃんとカラダ動かしてますか?」

この話をするだけで、涙されるのですよ。

訪問看護や支援の手がちゃんと入っていても、食べられくなった方、たくさんいらっしゃいます。

こんな時だからこそ、小さなサインを見逃さず、何かできることをしていかなくてはならないのではないでしょうか。

仕事以外での時間でしかお手伝いはできませんが、小さな手、差し出したい人もたくさんおられます。

これから、仮設住宅が完成し、またそれぞれの新たな生活が始まろうとしていますが、小さなサインを逃さないことが、これまで以上に必要になってくるのではないでしょうか。

初めて経験した震災なので、ノウハウは何もわかりません。
組織が入ったほうが事が早く進むのはわかりますし、理解を得るのも早いことは見ていてわかります。

中尾先生、吉田先生、田中先生、弥生ちゃん、川畑さんご夫妻、明美さん、山川先生、中村先生、前田先生、榎本さん、動いてくださった先生方、声をかけてくださった、メッセージをくださった先生方、たくさんの先生、お友達の想いを紡いでいきたく思っております。

太陽化学さん、クリニコさんよりご支援いただけるとのことでした。
小さなサインに手が届くような、そんな取り組みができないでしょうか。

早く手を打たないと、手遅れになるような気がします。

わたしひとりで思っていても微力ですが、
ひとりの歯科衛生士ですが、

小さなサイン、見逃したくないです。

仕方ない、で終わらせたくないです。

もっとたくさんの方の「小さなサイン」を拾えないかと思います。
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いかがでした? なんかなぁ〜・・・
文中の前田先生は、全くの別人です(^^;)

前田矯正歯科